たまには真面目に学問を。
いつもつぶやきばかりですからね。
今日は被服学。




寒い日が続き
インフルエンザも流行ってきているなか
「毎日の体調を整える」 は大切なことです。

あたたかくして体温をあげると
身体の免疫力も上がるといわれていますよね。



今日は被服学的に
暖かさを 逃さない 方法をお伝えします。


 

いつものオシャレに関する話題とは逸れますが。。
たまには真面目すぎる記事もいいかな、と。




実は私、被服学科卒業なのです。 
なので科学的に。
温度調節を簡単に。 
暖かさをさらに感じられるはずです。


おそらく無意識に行っている人も多いと思いますが
寒い冬を乗り切るちょっとしたヒントです。

 


暖かくなるポイントは 3つ。



 

1、関節をあたたかくする。

冷えやすい肩、肘、膝など特に。
この部分が冷えると底冷えに繋がります。




2、首の後ろをあたたかくする。

全身にめぐる血流が首に集中しています。
脳に血や酸素など・・・を送らなければなりませんから。
ここから心臓に戻って再び全身へ血流が流れます。
その血流自体をあたためて、身体全体をあたたかくしましょう。

お風呂の際は、
少し温度が高めのシャワーを
この首の後ろにあてるのも効果的です。
 
 



3、下から上がってくる空気を顎の下から逃さない 。

暖かい空気は下から上にあがってくるので
体と洋服の間を暖かい空気が通っています。
これを逃がしてしまうと寒くなる。
よって、上着とマフラーの位置関係が最重要!
コートとマフラーの間に隙間をつくらないことが大切です。

事務作業中であるなら
大判のストールで 首の後ろ、肩、肘をカバーしてあげるのも
暖かさを逃しません。
膝掛けだけでなく上半身も忘れずに。 





〈番外編〉 ホッカイロを貼ると低温火傷がコワイ方へ。(私がそうなので。) 

デスクワークをする時
クッションにホッカイロを貼ることをオススメします。
おなかに持ってきても、腰部分にあてても。
どちらも暖かさはほどよく感じられます。

特に会社では人前でも温度調節がしやすいです。
セーターの下にホッカイロを貼ると
「お手洗いやロッカールームで取る」しかないですもんね。
クッションなら簡単に調節できます。




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寒さ対策にまつわるエピソードをひとつ。



前職、マンション管理会社の修繕工事部門の事務だった私。
同僚の男性(年齢が一つ上の先輩)と話をしていて。


寒い日だったのにその先輩は
「事務所、暑すぎ」というのです。


「えー?!暑くはないでしょ。
だって外、雪ですよ!!」と私。



よくよく聞くと、その先輩、
「ヒートテックの ももひき 履いてるんだよね」と。



ももひきーーー!!
しかも、色はエンジ。
肌色(らくだ色?!)ではないのが救いでしたが
ダサイ度80%くらい(笑)



おじいちゃんしか履かないと思ってました。
失礼ながらも私、大爆笑。




しかし、現実問題として
「外に(マンションの共用部分の修繕工事現場)ずっといると
本当に寒くてパフォーマンスが下がる」とのこと。

お仕事でずっと外にいながらも
働かなければならないこと、ありますよね。

その「外仕様のまま」室内で作業をすれば
当然、暑くなるのです。



調節できること、とても大事。





このやりとりを聞いていた課の他のメンバーも
こぞって、ももひき派に。
ウチの課、みんな ももひき なんだけど。。状態。

女子には
「腹巻き」をススメられました。
私もこっそり愛用www




ただ、やっぱりデートには
ももひき/腹巻き はオススメできません(笑)


寒くてもガマン。
心をあたたかくして頑張って!



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 立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。
あたたかくして、お過ごしくださいね。