会社の近くのお弁当屋さん。

15時くらいにお弁当を買いにいったら、
入り口のところで
おじいちゃんが座ってた!


そろーり、扉を開けて
「まだやっていますか?」と尋ねてみると

「うん、そろそろ始めようかと思ってたところだよ~」と
なんとものんびりお迎えしてくれた。



厨房に入り、
「何にする??」と。


注文をすると、
「これから作るから座って待っててくださーい。」と。



そこから、お弁当を作りながらの
なんとも面白い会話が繰り広げられた。
※以下、おじいちゃんの発言はカギカッコ「」、私はハイフン-で
お届けします。




「お姉さん、色白いのに帽子かぶってなくていいの?」
「キレイだから焼けちゃ大変でしょー」


私は謙遜しつつも、
ガンガン攻めてくるおじーちゃん。



「お昼??遅くなっちゃったねー。」
-そうなんですよー。

「仕事は何してるの??」
-似合うお洋服をご提案してますー!

「オリジナルなんだー」
「結婚はしてるの??」
-はい。してますー!

「お姉さん、キレイだからオトコたくさんいるんでしょ。」
-そんな、モテないですからー。(タジタジ。。。)


「たくさんのオトコを見ておくと、結婚のときには失敗しないんだよ。
お姉さんのダンナさんが羨ましいねぇ」
-(どう返せばいいんだ?!)

「若いときにたくさん遊んでるほうがいいんだよ。」
-(ん?!私、遊んでることになってる??)


「日本人は愛情表現をあまりしないからねー。
アメリカもすごいけど、ブラジルの方がもっとすごいんだってよぉ。」
-そうかもしれないですねぇ。


「オレみたいな昭和ヒトケタ代の生まれは、若い頃、遊ぶのもなーんもなかったからなぁ。」
「テレビも白黒さえ無かったんだよ」
-(やっぱり、私、遊んでいたことになってる!!やり過ごそう。。。)





「はい、のりから明太、できたよー!」
-(天の声!!いや、同じ声!!)




お会計を済まし。



「長い世間話に付き合わせちゃって悪かったねぇ。また来てね」
-はーい。また、来まーす!
(やり過ごせたかな。。)




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おじいちゃん、途中でガンガン攻めてきたのに
最後はしっかりリピート獲得営業!!


すごい。



なんか、すごい。



会話の文字だけみると、相当アヤシイのに、
ずっと笑顔で私が飽きないように
しゃべってくれてた。




すごい。
普通にリピートしちゃうな。


面白いけれど、好きキライは分かれるかも。



私もまだまだ修行が足りないようです。。